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I momenti tristi (辛い時間)が教えてくれる事

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今日は用事があり、朝10時頃に家を出発。

いましたいました・・・
既に酒を片手にしゃべくり倒すフリウリおじさん!!!
しゃべくり倒すは大げさか・・・

イタリア南部、マテーラ出身のジャンピエ~ロが
「フリウリ州の人はね、南の人に比べたらお金ももってるし、
生活自体悪くないのに・・・
人生の楽しみ方を知らない。酒を飲まないと楽しめないんだよ!!」
って言っていました。

ま、これは本当に個人的な事で、どこの国の人が、どこの州の人が
他の国や州より幸せな生活をしているなんて言い切れる証拠は一切ありません。

でもやっぱりびっくりしてしまうよね、
この地域のアルコ~ル文化・・・
エレガントな服に身を包んだおばさんだって、
朝10時半からプロセッコやらなんやら飲んでるからなぁ・・・♫

「Ti vedo molto piu' contenta sta volta!
今回は前の滞在に比べて、とっても嬉しそうな表情してるね」

昨日会った友達に言われました。

最近、改めてすっごく思います。
ウ~ディネに来れてよかったなぁ!この町に出会えてよかったなぁ!って。
来るべきして来た、この出会いは必然だったのだと。

楽しいことばっかりではないし、前の滞在なんて辛いことの方が
ずっとか多かったです。でもそれだって「生きること」。
生きていれば、そんな事なんていっくらでもある。
「Anche i momenti tristi sono bellissimi!
辛い時期、悲しい時期だってそれも人生の美しさなんだよ!」
ってジャンピエロが土曜日に話してくれたっけ。

ウ~ディネに来る決意をしなかったら、
卒論でイタリアについて書く決意もしなかっただろうし、そもそも
「イタリアでこの先頑張っていく」という決意だってしなかっただろうって思います。

そりゃぁ、この先何が起こるか分からないし、
もしかしたら「イタリアもうええわ」って思う日が来るかもしれない。

それでも今は、イタリアで頑張っていきたいと思っている自分がいること。
ここまで引っ張ってきてくれたのは、
楽しい思い出だけでなく、辛い思い出も含めてだと思います。
あ~辛い・・・辛い・・・って思いながらも、自分なりに向き合って、
納得のいくよう選択をしてきた結果行き着いたとこなのじゃないかなぁって。

「どうして北の人は南の人みたいにオープンじゃないんやろ・・・」と
落ち込んだ経験が、今の卒論テーマにしっかり結びついていますし
ウ~ディネに出会わなかったら、南北格差にここまで興味を持つことなかった。
ウ~ディネに出会い、レッチェの素晴らしさに改めて気づいた一方で、
ウ~ディネとの出会いが「新たなイタリア」を見るきっかけを私に与えてくれました。
ウ~ディネにもウ~ディネの良さがある、そしていつしか
「わたしゃこの国の事が好きで好きでしゃあない!!」
と心に響くようになった事。
レッチェとウ~ディネ、特別な存在です。

なんで「レッチェ」と「ウ~ディネ」なん・・・?
っていうつっこみはどうしてもいれたくなってしまうけども(笑)
そして「ウ~ディネウ~ディネ」ってしつこい・・・

I momenti tristi(辛い時間)って、
長い目で見てみればかけがえのない時間なのかもしれませんね。

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今日のお昼ご飯はツナルッコラ炒飯。
パスタを毎日食べることは避けるようにしています。

イタリアのツナ缶は、オリーブオイル漬けのものが結構あります。
「どんなオリーブオイル使ってるんやろ・・・」という疑問は正直持っていますが、
このツナ缶、とっても便利。

オイルも一緒にフライパンに入れて、卵を入れて炒めます。
そこに冷ご飯を入れて、醤油を垂らして味付け。
最後に「サラダで食べるにはもう飽きた・・・」と冷蔵庫に放置したままの
ルッコラ兄さんを入れてボナペティ~ト♫

レタス炒飯も存在するぐらいですので、ルッコラ兄さんも大丈夫やろと思って
初めて試みましたが、おいしかったですよ~^^

日本の醤油は最高です。
少し垂らすだけで、味が一気に「東寄り」になります012.gif
あ~らヨッ079.gif

by Yoku1210 | 2015-02-24 03:42 | 日常 | Comments(0)