ナルシスト大西洋紀行:「スーパー訪問~食べるって」
2014年 06月 19日

スーパーも同じです。マンハッタンに行けば、オーガニックのスーパーもそこら中に溢れています。だけどちょっと郊外に行ってみると全く違います。そこに住む人の生活水準に合わせた品物を売るスーパーが。というわけで、郊外のスーパーに侵入してみましょう・・・!

正直、この時点からかなり「ウッ・・」としてました。パッケージがすごいんです、もう。

もうね、何から何まで本当に大きいんですわ!!!正直食欲失せます。

そして・・このミルクはどうやって使用するのでしょうか?

正直なところ、気持ち悪さを超えて、ショックを受けました。ものすごい衝撃。いい方は悪いですが、収入の低い人達がこういうものを摂取して生活している事が・・。所得の低い人ほど、食生活が荒れていて肥満に陥りやすいという傾向はどの国にもあると思いますが、私がアメリカで感じたのは、それはそれは大きな格差。日本も外食産業の発展で、添加物の摂取は年々増えていますし、おそらくイタリアもそうだと思います。だけど・・アメリカは・・・いやぁ、本当に衝撃でした。どうして人間が同じ人間のためにこんなもの作れるわけ?って。やはり「嘘くささ」を覚えずにはいられませんでした。

えええええ???またボトルがでっかいんですわ・・。


そして大型スーパーを好まない両親。家族でカートをひいて買い出し~なんて一回も行った事ないんじゃないでしょうか。昔は、家族でSATY(田舎者)に行くのがかっこいいと思っていましたが、今は親のしてくれた事をとても感謝しています。地元でとれたものを買って、自分の手で料理するって基本的な事だけど、簡単じゃない。だけど、すっごく大事。もちろん、自分で「生産」もできればもっといいのですが・・。

選択肢がある人とそうでない人がいる。教育受けられる立場にいる人とそうでない人がいる。そうである人と、そうでない人の差がやっぱりこの国ではものすごく大きいんだろうなぁ・・とスーパーを見て改めて感じました。
別の記事でも書きましたが、やはり私は、一番低い生活水準にいる人が救われる社会であってほしいと思います。彼らの生活に一定の保証を与えられる社会。格差が消える事はないからこそ、底を支える社会であってほしい・・心からそう思っています。

そろそろ怒りも本格的に爆発し、いろんな事でもめ、完全に見放されました。夢の弁当持参!今でもしっかり覚えています。白いご飯と自分で炊いたかぼちゃの煮物を一人で美味しく頂いたある日のランチ。それはそれは美味しくって、母にすぐに連絡をしました。どんな贅沢ランチよりも、贅沢に感じた瞬間でした。「美味しい」=「味がいい」ではないと私はいつも思っています。人工的な美味しさなんて、本当の「美味しい」じゃない。なぜならそこには、愛というスパイスが欠けているから。はっはっは、ちょっと発言が気持ち悪いでしょうか。
その会社を辞め、新たに就職活動をする中で、面接の時には「弁当持参してもいいですか?」って必ず聞いてましたね。(苦笑)もちろん無理な時だってあるのは承知してましたが・・。忙しくて作る暇もなければ、エネルギーもない・・稼いだ残業代で美味しいランチを外で毎日楽しむ・・・それはそれで成り立つのでしょうけど、私は無理です・・。本気で狂いそうです。「かぼちゃ!さつまいも!米!おまけに鶏肉の照り焼き!今日も一発頑張ってこいや~!」みたいな弁当が食べたいです。まぁ、こんな事をブーブー言っているから、将来どんな仕事が自分に向いているかますます分からなくなるのでしょうね。(大汗)あぁ、恐ろしや。
どちらにしても、選択肢があるって本当にありがたい事なんやな・・と改めて感じた、アメリカのスーパー訪問でした。

そして遂に,真っ当な若者ここにありぃ~な気持ちよさ1000点のご意見と読みましたよ~!
僕が朝の5時起きでお弁当作りに拘るのも全く同じ気持ちから。
東京なら千円ランチがほんとにバカバカしいでしょうけれど,
大阪の398円弁当やワンコインランチも同じことですから,お金の問題でないのもよ~くわかります。
さすが大阪,良心的なご飯屋さんもないことはないのですが,それでもね。
ご両親に乾杯!
ありがとうございます~~!
それにしても、5時起きで弁当作りとは素晴らしい・・本当に素晴らしいです、Ciaoさん!!
そうなんですよね、お金の問題ではないと思うのです・・・。
こういう感覚が薄れていくことは、すっごく悲しい事だと思います。
密かにいつも応援しています。