人気ブログランキング | 話題のタグを見る

初めてのシチリア~アランチーニ紀行~(3)

初めてのシチリア~アランチーニ紀行~(3)_a0249451_16465028.jpg

信号がぶら下がっている・・・

アッパレルモ079.gif

今日の記事の題名は、「ピスタチオボンバー」。

シチリアのエトナ火山付近には、ピスタチオの生産が有名な場所があります。
アラブ人がシチリアにピスタチオの木を持ち込んだことが始まりなようです。

あれですよね、「イタリアと言えばこれ!」というような食べ物や実でも、
実は外来種である・・・というケースは少なくないですよね。
これはイタリアに限らず・・・。

初めてのシチリア~アランチーニ紀行~(3)_a0249451_16512338.jpg

シチリアといえば、ドルチェ。

いっや~、サイズが半端なく大きくてびっくりしました!
これはドルチェに限らず、バールなどで売られている惣菜パンやアランチーニも
それはそれはぶったまげるような大きさ。
それを美味しそうにかぶりつく現地の人たち・・・
あのかぶりつきようは衝撃的やったな。なんせ美味しそうに食べる食べる(笑)

初めてのシチリア~アランチーニ紀行~(3)_a0249451_16532395.jpg

こちらは、「ピスタチオボンバー」の一部。

中にた~~~っぷりのピスタチオクリームが入っているのです。

ウ~ディネにも、シチリア人が経営するバールがあります。
地元の人の間でとっても人気で、
「あそこのピスタチオパンがめちゃくちゃ美味しいから」
と話を聞きつけた私も早速チャレンジ。
泣ける美味しさでした。

今回はそれを本場で・・・という事で、
B&Bのお兄さんに教えてもらったおすすめのバールに
2日連続通った食いしん坊娘x2079.gif

初めてのシチリア~アランチーニ紀行~(3)_a0249451_16560844.jpg

このパンの中を開けると・・・

ピスタチオクリームが溢れ出てきます。
余計なものを一切入れていない、
まさにピュアなピスタチオ兄さんが迎えてくれるパレルモの朝のひととき。

べらぼうに美味しかったよ!!

初めてのシチリア~アランチーニ紀行~(3)_a0249451_16584051.jpg

町中を散歩していても、
「あかんって・・・」というような
食欲をそそるショーウィンドウが次々と視界に入ります。

シチリアの菓子パンに使われているパンは、
ほのかに甘味のあるものが多く、とっても柔らかい。
なんだか、日本の菓子パンを食べているような気分にもなりました。

ちなみにピスタチオクリームは、砂糖の入っていないものも販売されています。
これでパスタを作るもよし、アランチーニの中に入れてもよし。
ウ~ディネのシチリア店で、ピスタチオクリームとパンチェッタ(ベーコン)
が入ったアランチーニを食べましたが、これも最高に美味しかったです。

ごっつぁんです、ピスタチオボンバー079.gif


Commented by Madoka at 2015-05-08 18:15 x
Yokoさん!アランチーニ紀行、楽しみに読ませていただいています♪
本場のピスタチオボンバーの破壊力!!!Mamma mia~~~!!!←(笑)最高です、美味しそうすぎてニヤニヤが止まらぬ!
ウーディネのアランチーニ&ブリオッシュが忘れられなくて、そろそろ夢に出てきそうです…シチリア、絶対行くぞ!!

南北のイタリアのお話、ものすごく面白かったです。
人と人とが生身?で関わる感じ、こういう世界で本当に貴重ですよね。
冗談かまして、美味しいもの食べて、感情豊かに生きて、って一番人間らしいと思います!南万歳!

Commented by Yoku1210 at 2015-05-10 01:39
Madokaさん

お久しぶりです!お元気ですか?
ピスタチオボンバーの破壊力はすごかった!あのウ~ディネで食べたブリオッシュはピスタチオのブツブツ感が残っていたけど、シチリアで食べたものは完全にクリーム状になっていてトロ~ンでした。どっちも美味しい!

南いいですよね~!そうそう、最近読んだ文献ですごく面白いものがありました。イタリアの南北問題は北の一方的な侵攻によって行われ、これは「(国内の)internal colonialism」だって。internal colonialismという発想は今まで聞いたことがなかったので、なるほどと思いました。

Stammi bene!
by Yoku1210 | 2015-05-03 17:02 | イタリア | Comments(2)