初めてのシチリア~アランチーニ紀行~(14)


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かなさんが一日早く帰ったので、最後の日は
カタ~ニャで人一人で過ごすのも何だか怖いので(笑)、
タオルミ~ナに遠征079.gif

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バスの中から見えるエトナ火山。
ピスタチオ兄さんの栽培が盛んなのは、そう、このエトナ火山の近く。

ピスタチオボンバー!!!079.gif

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タオルミーナも古代ギリシャの遺跡が色濃く残る町。
ギリシャ劇場に入りましたが、かなり立派でした。
こんな美しい景色が望めるから、町も繁栄したのでしょう・・・

今もリゾート地の匂いがプンプン。
18世紀にイギリスの貴族のの子弟が学業終了時に行った
「グランドツアー」の目的地の1つでもあったようです。
そらぁこんな美しい景色が望めるからなぁ・・・
景色はほんまに素晴らしかったです。

だ・け・ど、
個人的な意見としては、「景色が素晴らしい、以上。あとは・・・?」
と感じる部分もありました。

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いや、でも今ギリシャ劇場の写真見直しながら、
「おお・・すごい・・・」と思ってしまいました。

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町の中心地は、それはそれは観光地化しており
似たような土産屋と、高級ブティック店がずらり。

そこをお金もちそうな人たちがずらずらと歩いては
富を見せびらかす・・・

いや、「富を見せびらかしていた」かはハテナですが、
庶民派の旅を目指す私にはそう見えてしかなかったです。
って、ただの妬みやったりして。(苦笑)
私はこういう町に魅力は感じないなぁ。
観光地化しきってしまった事が問題で、
町自体がどうのこうのという問題ではないのかもしれないけれど・・・
ただしつこいですが、景色は最高でした、あっさり認めます。(笑)

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ちょうど一年前、初めてアメリカ旅行をしました。
ナルシスト大西洋紀行。
その時友人が、一緒にラスベガス行こうって。

これまた個人的な意見ですが、
ラスベガスのような都市には興味が全くありません。
「ラスベガスなら、私はテネシー行くわ」と友人のお誘いを断ると、
「お前はかわってる。お前は頭が固い。
ラスベガスの事何も知らんくせに」と言われました。
きっと友人の言うことは外れてないかもしれない、
でもわたしゃラスベガスには興味はないんじゃ!!と
ちょっと喧嘩っぽくなった事を思い出しました。
頭が固いのは、父親譲りだ!!!

商業化しきったところがすごく残念・・・
タオルミーナにはそういう印象を抱きました。

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な~んて、旅人の私が言う権利はないのかも・・・

私のように旅行者が増えるから、町も姿を変えていくのに。
これだけ旅してて今更ですが、たまに責任を感じる事があります。

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急にカタ~ニャの荒廃感さえ恋しくなったしなぁ・・・。
あれはあれで、町のスパイスだったのだと。

都合が良すぎるわ、もう。(と自分に)

人間ウォッチングしながら、旅日記を書き書き。

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やっぱりシチリアにはトマトがピッタリ!

あんまりにもお腹すいていたので、
いっしょについてきたビスケットも5本の指でガシッと口元へ・・・・

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こういう景色が一番落ち着きます。

洗濯物最高079.gif
どんどん干しなされ079.gif
パンツも靴下もブラジャーもどんとこい079.gif



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タオルミーナを訪れて、
私は改めてウ~ディネで生活させてもらっている事に
ありがたみを感じるようになりました。

観光客もいないわけではないけれど、
大多数が地元の人ですし、変な混雑はゼロ。
徒歩でどこにでもいける、言い換えれば行くところがない(笑)
これぐらいの規模は自分にはあっているんだろうなぁ・・・
と、ウ~ディネを去る日を間近にして思う日々です。
行く場所も限られているから、小さな変化に敏感になれるんですね。
私はこの感覚がすごく好きです。

これでもうちょっと人がオープンやったらいいのだけど・・・ウハハ。
と、ブーブー言いながら、昨日の朝も
「愛想の悪い店員ばかり、だけど味は抜群~」の近所のバールで
朝ごはんを食べたのはだ~れだ076.gif

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アランチーニ紀行から3週間が経ちました。
もう、もう時間経つのが早すぎて「えええええ」しか言葉が出てきません。

だけどやっぱり思うなぁ、
ウ~ディネに暮らす自分に、
シチリアの素朴でいろんな意味で生々しい姿はとっても輝いて見えた。

その逆に、アランチーニ紀行で気づかされた
ウ~ディネの魅力。フリウリの魅力。フリウリ人の魅力。
私の心の中に、こんなにも「フリウリ」がす~っと入ってくるようになったのは、
やっぱり奇跡でしかない。まさにフリウリの奇跡、そう思っています。
私にとって、この発見は
ある意味シチリア旅行で最も心に残った部分かもしれません。
「なんでここ(ウ~ディネ)の人はこんなにも閉鎖的なん」って
文句ばっかり言って、南びいきばかりしてきた自分の気持ちの変化。
フリウリがこんなにもす~っと入ってくる今の自分。
これは大きな大きな発見でした。

こんな事書いていると、また涙が出そうになります。
この2週間、修論で頭がいっぱいやったので
あまり感情的にならずにやってこれましたが、
修論も山場を超え教授の最終チェック待ち。

そうすると、再び寂しさがこみ上げてきました。

「もうすぐ去るからさ・・・。最後に挨拶したくって」
こんなメッセージを今日も明日もあさっても送ることになるんだろうなぁ。

どれだけ駄々こねようと、去らなきゃいけない現実にはかわりがないので
「あなたに出会えてよかった!本当にありがとう!」
感謝の気持ちだけははっきり伝えて、強く抱きしめてお別れしたいです。
それが今日のドラマであり、明日のドラマ!一日を飾る、大切なドラマ。

と、日曜の夜にやっぱりドラマ仕立て。
どこまでも湿っぽい・・・

どうぞ皆さんも素敵な一週間を!
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by Yoku1210 | 2015-05-18 06:49 | イタリア | Comments(0)